1歳から保育園に通っていた息子。
最初こそ泣いていましたが、4歳になる頃にはすっかり慣れて、毎日ニコニコで通っていました。
お友達とも仲良く遊ぶ姿を見て
と思っていた矢先、まさかの転勤辞令が…。
生まれて初めて全く知らない土地に住む息子を思うと、
と心が痛んだので、仕事の時間を減らし、引っ越し先では幼稚園に通うことに決めました。
しかし、いざ幼稚園に通い始めると、翌日から今までに見たことないほどの登園拒否!
翌日の幼稚園を考えて夜な夜な泣くことも…。
そんな息子の姿を見て、心が苦しすぎて涙腺ゆるゆるの私も、毎日大号泣!
来る日も来る日も、目がパンパンに腫れるほど二人で泣きじゃくってました。。
そもそも保育園と幼稚園では全く違った
小さい時から保育園に預けていたこともあり、引っ越してからも私と離れて過ごすことに関しては、そこまで心配していませんでした。
しかし、保育園と幼稚園では、1日の生活スタイルが全く違います。
まずそこに戸惑いを感じた息子は、幼稚園初登園後、家に着くなり大号泣!
そのことを私自身が甘く考えていたこともあり、とても反省しました。
保育園
- 8:30~16:30(昼寝あり)
- 基本的に遊びがメイン
- 1日私服
- 先生にやってもらえることが多い
幼稚園
- 9:00~14:00(昼寝無し)
- 教育がメイン
- 制服登園→体操服で過ごす
- 自分でやらないといけないことが多い
私と離れてる時間は保育園の方が長いのですが、やはり知らない環境に加えて、自分でやらないといけないことも多く、かなり戸惑いを感じてしまったようです。
小規模保育→マンモス幼稚園で戸惑い
住んでいるのは田舎なので、都会に比べると人数は少なめではあるのですが、以前の保育園に比べると引っ越し先の幼稚園は2倍以上の人数がいるマンモス幼稚園。
息子自体人見知りもなく、誰とでも遊ぶタイプなので
と思い、あえてマンモス幼稚園を選びました。
しかし、これも息子にとっては人数が多すぎて怖かったようです。
また、人数が多い分、先生たちも子供や保護者の顔を覚えるまで時間がかかります。
なので、迎えに行った時に名前を聞かれることも多く、
と、私自身も少し不安に感じたことがありました。
地域の違いも大きかった
我が家は東北から九州への転勤だったので、方言や文化だけでなく、雪国から南国という、気候も全て違う場所への引っ越しでした。
その中でも息子が特に戸惑いを感じたのが、文化の違い。
以前は今よりも更に田舎だったということもあり、町全体が『年齢関係なくみんなで遊ぼう』という感じだったので、割とどこに行っても簡単に友達ができる感じでした。
しかし、引っ越し先は、そのような文化がないので今まで通り接しても、スルーされたりすることも多く、息子自体がアウェー感を感じてしまったようです。
子供のペースで徐々に慣れさせていくのがポイント!
入園してしばらくは登園拒否がひどすぎて、正直転園を考えたこともありました。
など色々考えましたが、とにかくまずは『幼稚園に行く』ということに慣れてもらうように徹底しました。
たまには休んでもOK!無理はさせないこと
おそらく幼稚園によっては、慣らし保育からスタートするところもあるかと思いますが、息子の幼稚園では慣らしの期間がありませんでした。
なので、まずは先生に協力してもらい、慣らしからスタートすることに。
スケジュール
- 10:30迎え(最初の1週間)
- 11:00迎え(7~10日目)
- 11:30迎え(10~15日目)
- 12:30迎え(15~25日目)
- 14:00迎え(25日目以降)
このスケジュールでも、あまりにも登園拒否が酷い時は休ませていました。
ただ、休ませる時には
と、『明日は行くこと』と『すぐに迎えに来ること』を約束して休ませていました。
そうすることで息子も納得し、安心して行ける日も増えていきました。
子供の適応能力は高い
初登園からおよそ1カ月半ほどで嫌がることもなくなり、ついにはお友達の話もするように…!
それでも休み明けなどは泣きながら行くこともありますが、1カ月半ほどで慣れるなんて、大人の私よりはるかに適応能力が高いです。
また、最初は東北に帰りたがることも多かったですが、1ヶ月ほどで『引っ越しした』ということもきちんと理解していました。
保育園と幼稚園の違いも4歳児にしてしっかりと理解していたので
と、しみじみと実感しました。
それでも嫌がる場合は転園するのもアリ◎
私の息子はたまたま幼稚園に慣れてくれましたが、それでも無理な場合は転園することも考えていました。
最初は『行かせないといけない』という思いから私自身も焦ってしまっていましたが、こう思うようになって少し気が楽になりました。
そもそも幼稚園は義務教育ではないし、無理に行かせる必要もない。
なので、あまりにも登園拒否が続くのであれば、転園してみるのも私は全然ありだと思います。
まとめ
東北から九州への引っ越し、保育園から幼稚園と、環境の変化が大きかったので、息子も最初はかなり戸惑いを感じていました。
我が家の場合、転勤辞令から引っ越しまでの期間が短く、幼稚園をじっくり下見せずに入園したのも要因の1つかと思います。
また、私自身も最初は不安に思っていましたが、
『無理なら転園してもいい』
『義務教育じゃないし行かなくてもいい』
と、思うようになってから、徐々に息子も行ってくれるようになったので、親の不安が息子にも伝わっていたのかもしれません。
なので、親自身が心に余裕を持ってドーンと構えていることも大切かなと思います。